こんにちは!
今日は筋力増強運動を行う上で必要な知識の一つである等尺性収縮と等張性収縮についてのお話をしたいと思います。等尺性、等張性という言葉は学生の頃から運動学の基礎として習っていると思います。臨床で他のセラピストと話している中で、「学校で習ったことなんてほとんど臨床で使わないよ。」といった話を聞くことが多くあり、僕自身はそんなことは絶対にないと思っています。そこで、今日はこの知識を臨床でどのように生かしていけばよいのかをお話しできればと思います。
この等尺性~、等張性~という言葉は運動形態の一つになります。他にも、遠心性~や求心性~といった言葉がありますね。
これらの運動形態で発揮される筋力は遠心性収縮が一番強く、次に等尺性収縮、求心性収縮の順になります。下記にそれぞれの運動形態の用語の簡単に説明します。
・等尺性収縮:関節運動を伴わずその位置で静止する場合の収縮様式
・等張性収縮:関節運動を伴い位置が変動する場合の収縮様式
遠心性収縮;収縮と関節運動が逆
求心性収縮;収縮と関節運動が同じ
今日は筋力増強運動を行う上で必要な知識の一つである等尺性収縮と等張性収縮についてのお話をしたいと思います。等尺性、等張性という言葉は学生の頃から運動学の基礎として習っていると思います。臨床で他のセラピストと話している中で、「学校で習ったことなんてほとんど臨床で使わないよ。」といった話を聞くことが多くあり、僕自身はそんなことは絶対にないと思っています。そこで、今日はこの知識を臨床でどのように生かしていけばよいのかをお話しできればと思います。
この等尺性~、等張性~という言葉は運動形態の一つになります。他にも、遠心性~や求心性~といった言葉がありますね。
これらの運動形態で発揮される筋力は遠心性収縮が一番強く、次に等尺性収縮、求心性収縮の順になります。下記にそれぞれの運動形態の用語の簡単に説明します。
・等尺性収縮:関節運動を伴わずその位置で静止する場合の収縮様式
・等張性収縮:関節運動を伴い位置が変動する場合の収縮様式
遠心性収縮;収縮と関節運動が逆
求心性収縮;収縮と関節運動が同じ
等尺性収縮は主に抗重力筋でより必要な運動形態になります。例えば、体幹周囲の筋である脊柱起立筋群や腹筋群(側腹筋含む)、下肢の筋である大腿四頭筋や下腿三頭筋が挙げられますね。これらは、日常生活の姿勢を保持するために大切な筋群であり、様々な動作を行うための基盤になる筋肉たちです。そして、座位や立位を行っている間はいつも等尺性収縮を行うことで姿勢を保つことができています。そのため、これらの筋肉のトレーニングを行う手段としては、等尺性収縮による筋力増強運動を中心に展開することが望ましいと考えられます(もちろん等張性収縮でも筋力増強運動を行いますが)。
レッグプレスやレッグエクステンション等と筋力増強運動といえば、等張性収縮が代表的でありますが、抗重力筋では必ず等尺性収縮による運動が必要になるため、例えばスクワットの途中で姿勢を保持する運動であったり、カーフレイズで踵部を挙げた姿勢を保持する運動等を行うとより効果的に筋力の向上を図ることができるといえます。そのため、これらの運動形態を考え、組み合わせるということを考えると良いかもしれません。
では今日はこの辺で。
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