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これから作業療法士として働くみなさんへ

こんにちは! 

 もうすぐ新年度が始まりますね。
 これから臨床で働くみなさんは今ドキドキかと思います。そしてこれからどんな作業療法士を目指そうか夢でいっぱいの方もいらっしゃると思います。 今日はこれから作業療法士として働く上で僕がお伝えしておきたいことをお話しようと思います。

 まずは国家試験お疲れ様でした!合格発表も終わり、無事合格をいただいた方々は就職準備でお忙しい中かと思います。
 今、みなさんは達成感に満ち溢れているだろうなと思います。僕もそうでしたので。ただ、みなさんも学校の先生方から言われていると思うのですがここからがスタートです。養成校が溢れている昨今、ぼんやりしているとどんどん淘汰されていく時代になってきていますので。ここからが勝負です。ここからだ!という気持ちはもう今の時点でもっていてください。
  そして、作業療法士としてだけでなく新社会人としてもスタートします。社会人として経験されてからなられる方も医療・介護の現場は少し特殊な社会ですので新人の気持ちはもっていた方がいいのかなと思います。

 まず、僕が考える仕事を行う上で心がけるべきと思うことは、
①先輩の助言やアドバイスは自分の意見が違ってもしっかりと聞く。
②仕事に対する悩みや疑問は必ず先輩に聞く。
③どんなに新人で間違っていても自分の考えはもち続ける。 

 この3点です。①はまず仕事を円滑に行う上は人間関係が大切です。周りの意見なんてどうでもいいと思う方は組織としてなりたたないので起業をするか個人経営で働くしかないと思います。どんなに自分の意見が違ってもまずしっかりと聞くこと。そして、一度自分で考え自分自身の行動に結びつける。これでいいのです。③でお話ししているように自分の意見はもっていていいのです。むしろもっておかないといい作業療法士にはなれません。ただ、先輩に反発するのとは訳が違います。自分の意見はあくまで自分の意見であり周りにおしつけるものではないのですから。そして、②は悩みをすべて自分で解決するのではなく先輩をどんどん頼ってもいいということです。僕が意識していることは、自分の考えを述べた上でどのようにすることが良いかを聞くということです。いくら勉強をしていても、先輩の経験・知識には敵わない部分があります。どんどん先輩の知識を盗んでいきましょう。

 上記でお話しした3つで共通していることは人間関係に関することだということです。医療・介護の現場は、想像以上に人間関係がドロドロとしているものです。もちろんすべてがすべてではないのですが。いろんな面において理想とかけ離れていることを感じると思います。ただ、これも一つの社会。ここで仕事をするのであれば避けては通れないのです。だからこそ、上記の3つを忘れないでほしいのです。人間関係がうまくいってこそ自分の意見が意味をなすのです。そして、結果をだしてこそ発言力がつくのです。すべては自分が働きやすいようにするためです。 最初は失敗をしてもいいんです。そこから学ぶこともたくさんあります。僕は社会に出て1ヶ月頃の仕事終わり、上司の意見に不満を述べたことから大説教をくらったことがあります笑。そこからどう切り替えるか。どう自分の力にするかが大切です。今となってはいい思い出ですが。

 それともう一つ、決して尖ることは悪くないということです。僕は実際周りの人たちからずっと尖っていると言われています笑。ただ、その分口だけではいけないので見合った行動と結果を出し続けることが大切になってきます。僕も意見を言うからには勉強し続けることはやめられないのです笑。人間関係を円滑に行うために時には自分を折ることも重要。でも必ず自分の信念はもち続ける。 この言葉を忘れないように新社会人になってほしいなと思います。みなさんが臨床で活躍してくれることを期待しています。僕もみなさんに負けないように頑張っていきます。一緒に作業療法士業界を盛り上げていきましょう。

 これから少しずつですが、治療技術や知識的なお話、今力を入れて勉強している発達領域のお話も行なっていく予定ですのでお楽しみに笑。

 では今日はこの辺で。

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